多段化ではなく、CVT化へ。
2007年 07月 17日
確かに、富士重は蘭国のヴァンドルネ社のパテントをライセンスして国産初のベルト式CVT
である『ECVT』 を世に送り出していますし、マニュアルモード付CVTを世界初で世に
送り出したのも富士重でしたので、次世代ATとしてCVT化の道を歩む事は容易に想像は
出来るのですがはたして縦置き低重心が売りのBOXERにどうやってベルト式CVTを載せる
のか? が疑問~。 ベルト式CVTは入力軸と出力軸を並行にレイアウトしなければならない
という構造上の特性がある為、どうしても横置きエンジンのFF車に向く反面、縦置きエンジンの
FR車や富士重謳い文句の 『シンメトリーレイアウト』 にはどう見ても不向き。
でもまぁ、かつてショゥモデルとしてBOXERエンジン+ベルト式CVTは参考出品もされている
ので、ベルト式を選ぶんじゃないのかな~とは思うのですが、大穴もありそうな気も・・・。
ベルト式のパイオニアとしてベルト式CVTを選ぶのか? それともトロイダルCVTかトロイダル
+プラネタリーといった凝ったものを選ぶか? 謳い文句のBOXERとどの組み合わせで
攻めてくるか、ちょっと期待してみたいと思います。