相良油田
2007年 04月 01日
実は静岡にも油田があるのです。 我が国の太平洋岸で唯一と言われる 『相良油田』 です。
私の勤務先からすぐ近くにあるし、浜松に向かう途中経路にあるので、シート交換で浜松に
向かう途中、嫁さんと2人で久々に訪問してきました。 息子は未だ体調不良の為、実家で
お留守番しながら、常葉菊川の試合を義父(息子からみたら祖父ですね。)と一緒に観る
と言ってました・・・。 本当は息子達世代にこそ、こういうところは観て欲しいんだけどね・・・。
今では昭和20年代に機械作井された試験用油井が1本残っているだけで産出は行われて
いないのですが、明治時代には年産721キロリットルもの原油がこの相良油田から産出され
ていたそうです。 また、日本で初めて機械による作井が行われたのも相良油田なのだそうだ。
私も実はこの事を知ったのは、つい5~6年前くらい。
『静岡でも石油が採れたの??』 と、強いカルチャーショックを受けたものです。
世界でも稀なガソリン成分の高い原油で、精製せずにそのまま発動機を動かす事ができた
とか・・・。
相良油田の比較的近くには 『中部電力浜岡原子力発電所』 もあります
石油や石炭といった化石資源の大切さ、原子力発電の必要性といったエネルギーの事を
学ぶには、この静岡中遠地域は最適な場所です。
静岡に来る機会がありましたら、ぷらっと立ち寄ってみても悪くはないでしょう。
補足:
秋田県の秋田市郊外では、今でもこのような感じで石油の採取が行われています。
青いsmartは、当時の愛車。(笑)
普通の住宅地の中に、さりげなく油田が存在する事を目の当たりにし、大変驚きました。
やはり、まだまだ日本国内にも未知なる場所が存在するし、現地現物を見て感じて
行動に生かしていかないといけないな! と、思ったきっかけでもあります。