旭沢橋梁
2008年 12月 15日
旭沢橋梁を見つけることができます。
PENTAX K10D 20mm F5.0 1/400 smc PENTAX DA 18-55mm
三菱大夕張鉄道の橋梁であり、、石炭貨車(セキ車)を牽いた9600がここを往復して
石炭を運んでいたのだそうです。 小生の生まれた年に廃線となり、今の今までここで
佇んでいます。
トラスド・ガーター橋というそうで、見るからに華奢な橋ですが、総重量が100トン近い
9600型と石炭満載のセキ車が通っても全然問題なかったというのだから、きちっとした
トラスの荷重計算とそれに基づいた設計・施工がされていたという事になりますね。
昭和一桁のパソコンや電卓もない時代に、こういった橋を造っていったのだから、昔の
厳しい時代を生き抜いた方々には本当に感謝をしなければいけないですね。
この橋も残念ながら新大夕張ダム(シューパロダム)が完成すると、そのダム湖内に没する
運命を辿ることになります。 幸い、国道452号線の付け替え橋の斜め下に位置する事に
なりますので、ダム湖の水位が下がった際には、この橋の一部を見ることはできるかな? と。