スイフト&スイフトスポーツのマイナーチェンジ
2007年 05月 24日
http://www.suzuki.co.jp/dom4/lineup/swift/
http://www.suzuki.co.jp/dom4/lineup/swiftsport/
標準車の方には、新たに1.2リッターの新開発『K12B』エンジンが搭載され、これに
CVTの組み合わせで、燃費もようやくリッター当たり20㎞を越える数値を出してきました。
今までは他社同グレードのクルマに比べ燃費面で見劣っていたんですが、CVT搭載で巻き
返しですね~。 で、この1.2リッターエンジンで点火系もようやくD-DLIから脱皮して、各気筒
毎の独立コイル化されたS-DLIになりました。 オススメはやはりこの1.2リッターエンジン
CVT車って感じになるかと思います。
意匠面でも、ドアミラー埋め込みのターンランプに、フォグランプもスイスポ風のものに変更と
なっています。 内装も上品な色使いになってますしね。 更に良いクルマになりました。
コスト面でも、他社同クラスに比べ優位ですし、走りも確りしているでしょうから、オススメです。
スイスポの方は外観の差異といえば、ドアミラー埋め込みターンランプ程度なのですが、内装
はセットオプション車の色使いがグレー系(従来はベース車もセットオプション車も赤のみ)
になったので、地味な内装で決めたい方はセットオプション車がオススメ。
パワートレインでは、最大出力値こそ変更なしですが、レブリミットが7,500r/minへとUP。
MTの1速のギヤ比がハイギヤード化され、ネックであった1-2速の繋がりの悪さが改善
されているようです。 で、ファイナルはローギヤード化されているので、高速道路のクルーズ
は更に賑やかになりそう・・・。
で、スイスポで最も変わった点は、ESPが全車標準採用された事。 これは大賛成!!
ESPもキャンセルスイッチ付ですから、サーキット走行などでESPを切りたいシーンや雪道で
ハマってしまった際にもキャンセルスイッチが効果を発揮するでしょう!!
スイスポは国産コンパクトのFF車としては稀な、軽めのオーバーステア的挙動を示すので
びっくり!する事もあるかと思うのですが、ESP付であれば素人でもワインディング走行を焦る
事無く楽しめるでしょう。 慣れればこの弱オーバーステアの挙動が結構楽しいんだけどね。
僕が今乗っているスイスポを7年くらい乗れば、ちょうどこの新型の末期モデルが中古もしくは
在庫で残っているくらいの時期になるでしょうから、もしかしたらまたスイスポにするかも
しれないな~。 購入後1年経ちましたが、今でも結構気に入っているクルマです。
Smartも決して飽きちゃった訳じゃないんだけど、当面高速道路通勤も続くでしょうから、やはり
通勤使用を加味すると、高速域でのスタビリティの高いクルマの方が良いのは当然の成り行き
で・・・w
追記
CVTはジヤトコ製ではなく、アイシンエイダブリュ製みたいですね。
ヴィッツと全く同じ変速比なので、同じ機種かもしれません。 マツダ・デミオMCでも同様に
アイシンエイダブリュの同サイズCVTが載るらしいです。
軽はジヤトコで普通車はジヤトコとアイシンエイダブリュという感じで、パワートレインの要
であるCVTを日産系とトヨタ系の計2社から供給を受けているというのも、珍しいですね。