ボルト脱落。
2007年 03月 15日
主原因が判ったみたいですね。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2007031404690.html
ボルト脱落により、ノーズギヤのドアが開閉できなくなったようです。
文面から、おそらドア開閉用可動リンク部のボルトではないかと推測しています。
多分、自動車のドライブシャフトとハブを繋いでいるナットと同様に回り止めピンで
緩まないようになっている構造の様ですが、ピン自体が脱落してしまえば緩み止め
効果もなくなっちゃいますからねぇ・・・。
それと、当該ボルト部を外から目視で確認できない構造というのもマズイですね・・・。
私もボルト脱落では怖い目に幾度も遭っています。
自動車でも、後輪のバックプレート固定ボルトが脱落してドラムブレーキ内を跳ね回り
ホィールロックしてハーフスピン! なんて事例に遭遇したりしましたし、業務中にも
金型固定ボルトが脱落寸前で金型が成形機から落下寸前! なんて事もありました。
最近だと、愛車のスイスポで触媒ステーの固定ボルトが脱落寸前に間一髪で気が付いた
等・・・。 かなり経験豊富。(笑)
やはり、ネジは緩むもの。
緩んだら致命傷になる部位のボルトは、回り止め対策に加え目視確認も容易にし
且つ点検部位に必ず加える事。 これに尽きますね・・・。
今回の事故でQ400もまた改善を施されるでしょう。 まだまだ熟成中といった感の強い
機体ですが、YSの無き今は名実共に国内コミューター路線の主力ですから、どんどん
膿み出しをしていって、YSと並ぶ名機へと換わっていってくれたらいいなと思います。
まぁ今回の事例から感じていますが、やはりQ400の後継機は純国産機! ってなったら
最高ですね!! 結構楽しみにしています。